第1の教え 金持ちはお金のために働かない
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金持ちはお金のためには働かない
金持ち父さんの最初の教えはこうです。
『中流以下の人間は、お金のために働く。金持ちは自分のためにお金を働かせる。』
自分がお金のために働くか、お金を自分のために働かせるか?
そんなこと考えたことあります?
あえてどちらが良いかと聞かれたら、みんなお金が自分のために働いてくれたらよいと思いますよね。
でも、実際は自分がお金のために働いている場合がほとんどです。どうしてでしょう?
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あなたは何のために働いていますか?
あなたは働いていますか?
多くの人は『はい』と答えると思います。
では、あなたは何のために働いていますか?と聞かれたらどう答えるでしょう?
•職人として、腕を磨くため?
•仕事を通して、社会の役に立つため?
いろんな理由があると思いますが。
多くの場合、根本を突き詰めると『生活のためにお金を稼ぐため。』ではないでしょうか?
私もその内の一人です。
仕事しなくても、やりたいことをやって生活できるなら?
そんな夢の様な事はありませんが、現実はそんなに甘くありません。
それはつまり、お金のために働いていると言う事です。
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金持ちはお金のためには働かない
どうしてお金のために働いているのか?
それは、ほとんどの人がそんなこと考えたことないからです。
だから、そのことに気づいてすらいないのです。
お金を働かせる方法を学んでいないと言うことも理由の一つですが、それ以上にそもそもそんなこと考えたことないというのが大部分です。
お金は働いて手に入れるのが当然と思い込んでいるからに他ならないです。
あと、お金のことを考えるとさまざまな『恐怖』の感情が沸いてきます。
クレジットの支払い、ローンの支払い、生活費等、どうやって支払うか?そういった考えを金持ち父さんは恐怖と呼んでいます。その恐怖によっていろいろな決定が左右される事が多いといっています。
まして、一般の人はお金に対して学んでいないので、知識がないのだからなおさらだとも言っています。
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感情を支配する『恐怖』とは?
大抵の人は恐怖が原因で一生同じところで働き続ける。
•月末の請求書の支払いができないんじゃないか?
•会社をくびになるんじゃないか?
•生活するためのお金が足りなくなるんじゃないか?
•やり直したら失敗するんじゃないか?
何かやろうとした時、いつもこう言う恐怖の感情が現れて行動が縛られている。
つまり、自分のための行動ではなく、恐怖によって、お金のために働きつづけているということです。
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サラリーマンという職業
ほとんどの人は『サラリーマン』ですよね?
「サラリーマン」と言う言葉の意味はご存知だろうか?
サラリー = 給料と言う意味である。
つまり、サラリーマンとは、給料をもらって働く人と言う意味である。我々を縛る恐怖とは、お金を働かせるための勉強をせず、給料をもらうために働くと言う選択をした代償なのである。
つまり、サラリーマンになると言う選択をした時点で、お金のための奴隷になると言う選択をしているのである。
そんなことはつゆ知らず、みんな学校で教えられた知識を持って、当たり前のようにサラリーマンになっていく、そして、自分の置かれた環境で上司や周りの環境に対して腹を立てて、文句ばかり言っている。
知らず知らずのうちとは言え、お金を自分のために働かせるのではなく、自分がお金のために働くと言う選択をしたのだから当然なのにである。
お金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせるためには、全く違うやり方をしなくてはならないのである。
金持ち父さんの6つの教えはその方法の考え方を教えてくれる、大切な教えなのである。